うたかた。

ネクラな母ちゃん。涙で明日が見えない。

ペロのおしごと


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作   樋勝朋巳

 

だいすきなおかあさんに

プレゼントをしたくて

おしごとをさがしにでかけたペロ

 

 

行く先々の人たちのやさしさと

ペロの礼儀正しさ

 

「おせわになりました」

「ありがとうございました」

 

挨拶の大切さ

思いやりの気持ちを

子どもたちにも伝えられたら

 

 

 

 

 

おなじ月をみて


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ジミー・リャオ 作

天野健太郎

 

第10回ようちえん絵本大賞

こどもがまんなかPROJECT賞

 

おなじ月を見て

平和と再会

そして 祈り

 

ライオンはくぎがささっていた

ゾウはきばがきりとられていた

ツルのはねにはやがささっていた

パパは片足が義足だった

 

 

みんなが見た月

 

それは、みんな同じ月。

 

 

同じ月

の下にあるのは

みんな同じではない

不平等で残酷な世界であること

 

 

やさしく手当てをして

なぐさめてあげるハンハンと

そのたびに満ちていく月

 

 

人間のエゴを

静かに 優しく

でも 痛いほど現実的に

描かれている

 

 

すみっこのおばけ

 


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武田美穂  作・絵

 

わかるわかる

子供の頃の自分を思い出す

 

子供は子供なりに

つらいこともある

かなしいこともある

 

そんなときに

いつも優しく助けてくれる

自分の 心のよりどころ

 

目に見えない何かに

すがるようにして生きているのは

大人も 子供も 同じだね

 

なによりも

心のよりどころが

人間とか物とか

実在しないはずの何か

っていうのも重要なポイント

 

意外と深い話だよ これ。

 

おおかみのおなかのなかで

 


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マック・バーネット 文

ジョン・クラッセン

なかかわちひろ         訳

 

第10回ようちえん絵本大賞

調査広報委員長賞

 

あるあさ、ねずみが

おおかみに あいました。

そして…

 

 

住めば都 なのね

 

 

とても静かに

だけれどユーモラスに

展開されていく感じが好き

 

ぞうさんのおとしあな

 


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高畠 純   作

 

ぞうさんのいたずら

おとしあな

 

通りかかる動物たちは

どうなるの?どうなるの?

 

これと似たような絵本があったような…

思い出せないけれど

 

その先の展開にワクワクする感じが好き