うたかた。

ネクラな母ちゃん。涙で明日が見えない。

もくまおう


できるだけ
普通に歩いた

進むべき道は
目の前に広がるから


ゆらり 揺られるような
淡い蒼

あの眠れる海を
触れないぐらいの
空の青

目醒めたばかりの朝


あなたに見せたいもの
独り集めて 背負った

わたしが見たかったのは
肩越しに見える未来


会いたい人
心に刻んで
描いたほうが
生きられるなら


ひとりでも
繋いで眠れる


あなたにあげたいもの
独り集めて 背負った

わたしが欲しかったのは
あなたを守る力


変わっていく私を
笑ってもいい


変わらない想いを
覚えていて

ポロメリア

金網の向こう
陽に灼け果て
干からびてく 通り道

知らない横顔を
目で追いかけ
萌えた花の蜜をのむ

ここから走り出す
力が欲しい
小さく丸まって
その合図を
いつだって 待っていた

見上げれば
終わりをみたこともない
目眩を覚えるような空
あの丘を越えれば
いつも あなたがいた
さよなら かわいい夢

"お前は良い子だ" と
愛しい声
錆びた欠片 積み上げて

"お前のためだよ" と
キスをくれて
陽はまた落ち 夜が明ける

まっすぐ笑えない
だけど笑って
わたしのためだけに
走れるなら
まっすぐに 守れたら

繋がれた風さえ
動き始める
岬にやさしい雨の跡
強い光は
影を焦げつかせて 冷えた
愛から 覚めるように

見上げれば
終わりをみたこともない
目眩を覚えるような空
あの丘を越えれば
いつも あなたがいた
さよなら かわいい夢の匂い

繋がれた風さえ
動き始める
岬にやさしい雨の跡
強い光は
影を焦げつかせて 冷えた
愛から 覚めるように

空も飛べるはず

青く高い空は

大切な君を連れたまま

私が君を探し出さないように

深い深い闇へと変わってしまった






もしかしたらまだお腹の中で

しがみついてくれてるんじゃないか


そんなことを思いながら

必死に涙をこらえ

昨日、病院へ行きました。



消えてしまいそうなほどの

僅かな希望を抱きつつ

覚悟は決めて行ったのですが…



残念ながら、今回は流産です



先生からそう伝えられ

泣かずにはいられませんでした。




私たちを選んでくれた

優しくて温かい赤ちゃんを

守ってあげられなかった。


ありがとうもごめんねも

何も伝えてあげられなかった。




こんな母を

許してくれますか?




悲しすぎるほど思いが溢れて

やり場のない気持ちばかり零れて


無力な私は

ここに記すことしかできない



あなたは確かに

ここにいてくれた


けれど

何も残さずに

そっと帰っていった


優しすぎる赤ちゃん




赤ちゃんがいなくなって

辛いのは誰よりもママだ…と

泣かない主人の優しさは

私以上の悲しみに溢れているのだと思う。




君と出会った奇跡が

この胸に溢れてる

きっと今は自由に空も飛べるはず

夢を濡らした涙が

海原へ流れたら

ずっとそばで笑っていてほしい





忘れないよ。君のこと。ずっと。

これもまた、運命なのだろう。

君は死んでしまったのではなく
生まれてきてくれたのだと思いたい

小さな小さな
わたしの赤ちゃん

まだ目にも見えないくらいの
尊くて、儚い命




待望の第二子を授かったものの

先週の水曜日に出血がはじまり

ついに昨日
大量出血をしてしまいました。



水曜日に診察してもらった時は
心音も、姿も確認できず。
妊娠6週でした。


『まだ小さいから見えないかな~
妊娠はしてるんだけどね。
出産予定は6月半ばですね。』


少量の出血は妊娠初期にはよくあること。

真っ赤な出血や腹痛があったら
次の検診前でもいいので来るように。

そう先生に言われ
期待と不安を抱きながら
なるべく安静にして過ごしていました。


そして昨日、日曜日の夜。

恐れていた事態に。


異常な腹痛と腰痛が続き

陣痛のはじまりのような状態から大量出血

その後の今では

すっかり痛みがなくなりました。



わたしの不安が伝わってしまったのかな。

赤ちゃんを信じてあげられなかった罰なのかな。


あなたが生まれたであろう

未だ見ぬ世界を思い描いては

涙が止まりません。


さっきの出血の中に見つけた

きっと赤ちゃんがいたであろう

夢のカケラを持って

明日は病院に行ってきます。

いつも、心に、青空を。

初めて、君から手紙が届いた。

白い便箋に、君の文字。


ああ、そうだ。
君は
とてもじゃないけれど
字が上手とは言えなかったね。


だけど、はっきりと。


君の気持ちが。
そこに。




泣きながら、目が覚めた。



いつもそう。

君の夢は優しすぎて
目が覚めると、私は泣いているんだ。



もう夢の中でしか会えない君が

あの頃と変わらずに微笑んでいて。

悲しかったことなんて一度もない。



いつも、幸せすぎて

涙が出る。



あんなに幸せな手紙を
夢の中にまで届けに来てくれて
ありがとう。



もしかしたら
君は今、幸せなのかもしれないね。



その知らせだったのかな。

もう、来てくれないのかな。



自分で出した
答えだったのに。



大切すぎて
一緒になんてなれなかった。


あまりにも、大切すぎて。

思いやる と いうこと

母原病』なる言葉があると初めて知った今日。


それについて色々調べていたら
母原病やアダルトチルドレンについて
スレッドをあげている人がいて。


以下が、スレ主さんの言葉そのまま。


『最近、いい年をして性格や人間性に問題がある人について、母親との関係が悪かったからという風潮がありますよね?
あれってどうなんでしょう?
一時は母原病だとか、最近はアダルトチルドレンだとか、その他色々言いますけど、私には単なる甘えとしか思えません。

それに、精神科医や心理学者などの専門家でもないのに、こういった言葉を本人も周りも気軽に使って甘ったれている人が多いように見受けられます。

そういう風潮に疑問を感じる方いらっしゃいませんか?
ちなみに、私の母親も決して愛情あふれる母親とは言えませんでしたが、寂しさは自分で乗り越えましたし、親のせいにしたことなんか一度もありません。
第一、過去のことなんか振り返っても何にも始まりません。

皆さんはどう思われますか?』


と、そこには書いてあったんだけれども。



それにレスした人達の意見は様々でした。


広い視野を持つことって大切よね。



見ず知らずのスレ主さんに
今の私を全否定されてしまった。


と思いながらも
たくさんのレスを読み進めていたら



『みんな、いつも強いわけじゃない。

生きて背負ってきたものに
潰されそうになることもある。

だとしたら、言い訳しつつも
前に進むやつが居たって良くないか?』



と、レスされていて


今度は見ず知らずの人に励まされた。



私、この言葉に救われました。とても。