うたかた。

ネクラな母ちゃん。涙で明日が見えない。

越えてはいけない線

 

張りつめた糸は

ほんのささいなことで

プツッ  と

容易く切れてしまう

 

 

踏みとどまれるか

そのまま越えるか

 

 

越えてはならないその境界線の

一歩手前に立ち続ける毎日

 

 

いっそのこと 越えてしまおうか

 

越えたところで

幸せにも 楽にもならないけれど

 

 

何があっても守るからね

と 自分でたてた誓いによって

苦しめられる毎日

 

 

望んだ幸せだったのに

身勝手に 投げ出したくなる

 

 

正気に戻ってみれば

何かにとりつかれたのかと思うほどで 

 

毎日 自分が自分でないようだ

 

私って どんな人だった?

そもそも 人なのかな?

鬼 なんじゃないだろうか

 

 

重すぎる責任が

全身にのしかかって

今にもつぶれてしまいそう

 

 

育児が楽しい だなんて

私には

嘘でも口にできそうにない